血液内科の先生に報告
2015-11-07


5週空いての久々の受診日。あいにく私はどうしてもはずせない用事があり、息子が一人で行く。

股関節の治療について、この1ヶ月間のマルチオピニオンの結果を踏まえて最終報告をし、手術をする予定の病院への紹介状(診療情報提供書)を書いて頂くようお願いする。

血内の先生は、「自分が納得する治療法を選択した方がよい。」と言って下さったが、「カルテには書き込むが、整形外科の先生には息子から改めて診察日に直接話す方がよい。」とも言われ、もっともな話なので整形外科の次回の予約を早める手続きをした。

1週間後に紹介状が出来るので、再来週早々に手術予定の病院の血液内科に診察を受けに行くことになるだろう。

それから手術までにすべきこと、術前の諸検査や自己血の貯血などのスケジュールを決めてゆく。2月が遠い先のことのように思われるが、色々することがあるので実際はあっと言う間に来るような気もする。

息子は夏に体験発表で知り合った未来プロジェクトの仲間たちと15日に鴻臚館リレーマラソンに参加するそうだ。1周1.3qの短い距離だが、息子にとっては自分の足(股関節?)で走る最後のマラソンだ。心配だがどうしても出ると言って聞かない。

本当は腫れや痛みのある状態で手術に臨まない方がいいらしいのだが、こればかりは息子の希望が優先だ。走ることで大腿骨頭の圧潰がこれ以上進まないことを祈るしかない。

小さい時からずっと足が速くて、運動会ではいつも花形だった息子。私たちはずっと息子の走る姿を誇らしく思い、楽しませてもらってきた。サッカーの応援で九州大会まで出かけたこともある。

人工関節にすることで、自分は小学校から高校までずっと続けてきた一番得意なスポーツ、サッカーが一生出来なくなるんだから、せめて遊びでテニスが出来るくらいのQOL維持のために、術式(前方アプローチ)にこだわってもいいんじゃないか?

息子のこの言葉が、最終的な病院選択の決め手になった。今の整形の先生には気まずい思いがないこともないが、こうなったら息子の願いを精一杯サポートしてやりたいと思う。
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[退院2年後〜2年半後まで]
[特発性大腿骨頭壊死症]

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