2013-06-09
何とも緊張した一週間でした。
大量抗がん剤(ラステット)の24時間投与も終わり、前処置は終了しましたが、順当に(?)つらい副作用は出ています。
移植病室は面会スペース(これがまた狭くて閉所恐怖症の人には無理!)と仕切られていて、小さなガラス窓から中の様子がうかがえます。
会話はインターフォンを使ってするのですが、まずインターフォンに出てくれたのは最初の元気なころ1、2回くらいで、あとは手を振って止めて!という仕草をするのみ。
スマホには触れようともせず、メールは一方通行。意思の疎通がほとんど取れません。頼みの綱は看護師さんで、伝言したり様子を尋ねたり...
それでもその場を離れがたくて、じっと息子の寝顔やベッドに座って苦しんでる様子を眺めている管理人です。だって家に居たって何も手につかないんだもの。
経験者の方から聞きましたが、寝られたらいい方で、本当に苦しい時は横になる事にすら出来なくて悶々とするそうです。
少し調子の良さそうな時を見計らってホワイトボードに励ましの言葉を書いて窓越しに見せると、コックリとうなづいてくれたりするのが精いっぱいの意思表示なのでしょう。
元気な時ならきっとウザがられるのでしょうが、今はその元気もないようです(-.-)
病院食はほとんど口にしていないようですが、水、果物の缶詰、プッチンプリン(←なぜか銘柄指定あり)は少しずつ食べているようです。
今は吐き気と下痢が主な症状で発熱はTBIの後の一度でした。これから白血球が下がってくると口内炎やもっとひどい下痢が起こるのでしょうが、起こってもいない事を心配しても仕方ないので考えないようにしています。
いよいよ週明けには臍帯血移植です。立ち会いたいとの希望を伝えると、師長さんがスケジュールを調べて教えて下さいました。
骨髄移植とは違って、あっという間に終わってしまうらしいので見逃したくないんです。感謝の気持ちを持って、その時に臨みたいからです。
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